シンデレラガールと初恋
花より男子ドンピシャ世代で原作ヲタクな私は、最初花より男子のドラマ化を聞いた時、
「は?やめろ。」
って正直思った。全然うれしくない、そんな事望んでない。信じられない。と思ってた。
道明寺が松潤って聞いた時も、パーマだけだろ身長どうすんだって思った。ごめんなさい。
でもドラマと漫画は全くの別物だった。何回読み返しても同じところで泣くシーンがあるんだけど、それがうまい具合にちゃんとドラマに入ってて。
よく見たら全然原作と変わっちゃってるんだけど、すっごく花男の色が出ててすごく面白かったし、何なら円盤全部買うくらいドラマファンになった。
素人がみもしないで文句言ってごめんなさい。
花のち晴れはそもそも原作を一切読んでなかったから、変な先入観もなくドラマを楽しんでた。
何がいいって宇多田ヒカルが最高だった。
何だよあの曲。First Loveからの初恋、比べて聴くとなんか涙出る。なんか切なくない?何なのこの気持ち…
恋?と何故か若返りたくなる。
そしてこれまたシンデレラガールが最高にいい。キャッチーだしアイドルだし、キラキラしてて、明るくて一生懸命な所がすごくいい。
歌詞も、シンデレラガールって言いながら、割と現実的な事突然ぶちこんでくるのもいい。
でも「長い階段駆け上がって人並みに消える」ってところ。あれはダメだ。
私は長い階段を駆け上がるほどの体力はもう残されていないし、11時間近なのに人並消えるまで見届けて?ぼーっと見てんじゃないよって思っちゃった。
家まで送れや。
普通にいい曲だと思ってたのに、自分の年齢を棚に上げていちゃもんを付けるバカはここです。
でも本当に、あのドラマは音楽が最高だった。取り巻く環境が最高。
おしまい