なぜジャニヲタに出戻りしたのか考える。
アイドルヲタは、スポーツヲタにもなれると思う。
そもそも私は妄想癖がすごい。
どれ位すごいかって言ったらわからないけど
妄想を押し付けてブチ切れた結果
何故か結婚することになったという過去が
あるくらいに妄想と現実を混同する。←やべえ奴
一度ニノを好きになりすぎてリアル浮気を疑われ
諸々迷惑をかけまくるっていう被害にあった事もあるくらいに妄想癖がすごい。
でも大人になって、そういう事も少しずつ減って。
自分の中だけで楽しむ妄想にシフトチェンジ。←結局妄想する…。
だからその対象は別にアイドルじゃなくてもいいし、ハマれるものならなんでもいいんだ。←
そもそもずっと茶の間だったのに、突然火がついたのは平野さんの存在ももちろんあったけど
もう一つの趣味に一切時間がさけなくなったっていうか入れなくなったからだと思う。
私は非常に飽きっぽく何事も適当に好きで収集癖がある。
集めるだけで満足して何を買ったかも覚えてない。
何年か前、近所にあるプロ野球の某球団の試合をたまたま観に行った。
それまでは高校野球だけで、夏の間だけ甲子園に観に行っては
青春ってなんて尊いんだろう…(泣)
くらいにしか思っていなかったのにこれがいけなかった。
プロ野球選手の知識なんて名前だけだし。
ギリギリハンカチとマー君あたりで止まってた。古い記憶くらいしか。
「このチームはすごい選手がいるよ」
これくらいの予備情報しかなかった私はお祭り程度の感覚だった。
どんちゃん鳴り物応援して、なんだか日本っぽいな~って思って
球場は綺麗だし女の人もたくさんいる
高校野球の甲子園みたいにやじを飛ばすおっさんもそんなにいない。
だがしかし暑い。熱い。灼熱地獄。
7月の炎天下の野外球場。太陽なめてた。何だこれ。
私は雨女で夏の甲子園を観に行くときは大体曇りか雨だった。
だからこんなに晴れた日に外で野球なんてみた事ない。
本当に死ぬかと思った。あんな中でアルコールなんて飲んでたら確実に死人出るよ。
そんな事を考えながらいつ離脱しよう…ってそんな事ばっかり考えてて
全然野球に集中できなかった。
でも真夏の真昼間、炎天下の下でほぼゾンビ状態だった客が
一人のバッターの打席が回ってくると前のめりになる。
バッターボックスに入っただけで、球場の空気が変わったのを見たら
ライブの時、照明が落とされた瞬間と被ってしまった。
何だよ。やたら客席の応援の声が大きくなる。
あぁあれがスター選手なのねー。
そんな事より暑い死んじゃう…
なんてふざけてた私の前で
彼はホームランを打った。
はっ!?
何が起きたか分からなかった。
内野席なのに客は総立ちハイタッチして歌ってる。
あぁこういうのアイドルとも同じじゃん。
すごいね、バット一振りでこんなに客を沸かせるんだね。
一瞬で人をここまでさせる力が、どんな職業にもあるじゃん。
そんな風に考えたらもう止まらなかった。
休みの度に、チケットを購入して一人で球場に通う。
地元に住んでるんだから会社にもたくさんこの球団のファンはいるし
何なら熱狂的な人ばかりなのに、こんな時も一人で行くんだから
本当につくづくコミュニケーション能力問題あると思う。←
すごい速度でハマっていた要因は色々あって
「ほぼ毎日やってる」←激務の私には休みの日必ず出来る事が重要
「必ず入れる」←休みは大体決まっているので前もってチケを購入すればいける
「近い」←やってる?くらいの感覚でいける。
「グッズもたくさんある」←金を落とせる
特に私の応援していたチームは、それはもう涙ぐましい企業努力が実を結び、飛ぶ鳥を落とす勢いで色々な事が発達してる最中だった。
観客動員数は年々増え続け、チームは強くなり、ドラフトは当たり…。
いわゆる暗黒期を知らない私は
盛り上がれればなんでもいい←
ってところもあってただそれだけでもすっごく楽しかった。
何年か前に甲子園で見ていた選手が活躍していたり、していなかったり…。
少し前まで最下位常連だったなんて微塵も思えなかった。
そして数年経って2017年に
日本シリーズ行きの切符を手に入れたチームはメーター振り切ってきた。
2018年シーズン増えに増えたファンと球場の収容人数が見合わなくなり
やっとの思いでとったチケットは全部雨、行ける日は全部雨で中止。
いけるか…?って思っても雨で中止。
いやじゃあドームに見に行けばええやんってなるけど、そうじゃない。
私はずっとあの場所で見てきて、あの場所で見る彼らが好きなんだ。
何の話だよ…。
とにかく、アイドルヲタは野球ヲタにだってなれる。←知らないけど。
一瞬のきらめきを追いかけてるんだ野球ヲタだって。
アスリートの選手生命は短い、高校野球ならなおさら。
たった3年間、どんなに実力があってもそれだけじゃ甲子園の舞台にはたてない。
仲間がいて、夢があって、努力があって
たった一瞬のタイミングがあって
そして甲子園という舞台があって初めて成立する。
当然、高校球児の野球人生は甲子園が全てじゃないけど
あの甲子園で人生が180度変わる選手がいくらでもいる。
その一瞬を見せて貰えるから応援したくなる。
その辺はアイドルと同じだし、普通に沸ける。
野球はルールが難しいってよく言うけど
私はいまだにルールはよくわかってない。
投げて打って走る、ただそれだけ。ルールなんて知らなくても楽しいよ。
ホームランなんて打たれた日にゃ
ルールなんてしらね!やっほーーーい!
ってなるよ。←
全然何でジャニヲタに出戻りしたのか考えてない。
やきうたのしい、あいどるたのしいヾ(*▼∀▼)ノ
って事で2018年は一度も球場で生の野球を見る事が出来ず
あんなに試合数があるのに一切の予定も合わずで
暇で暇で仕方なかったんです。
プロ野球のメリットは試合数が多い事。
ブラック勤めの私でもワンシーズンで何度も観戦のチャンスがある。
アイドルのメリットは過去映像も何度も見返したくなる事。
現場は少なくても、定期的に新鮮に沸けるイベントがある事。
野球はやっぱり生ものだし、結果を知ってしまった試合は
ハイライトと某熱盛くらいしかみないしね。
結局の所何かを一生懸命頑張ってる人を応援するのは楽しいって事だね。←暴論
おしまい